オルタナティブ投資で万が一のリスクに備えよう

 最近投資の世界で注目されているのが「オルタナティブ投資」です。「オルタナティブ」には「代替」という意味があり、その名の通り別の資産への投資をする考え方です。
株式や債券といった伝統的な投資をしていた人たちが、それ以外の分野へ投資をすることをオルタナティブ投資と呼んでいます。ヘッジファンドや不動産などの株式や債券とはまったく異なる分野が対象になります。


■オルタナティブ投資の必要性とは
そもそもなぜ、慣れた分野から別の分野へと投資をするのでしょうか。言うまでもありませんが、投資先というのは分散した方がリスクが少なくなるからです。
株式や債券だけでも分散投資することは可能ですが、それだけではリスクを減らし切れないというのが最近の流れです。株式にしろ債券にしろ、けっきょくはただの紙切れですので、一気に価値がなくなってしまう可能性もあります。
つい先日、英国の国民投票でEU離脱派が勝利すると、日経平均は1日で1200円以上も暴落しました。まだまだ世界経済がどうなるのかはまったく予測がつきません。
今後のEUや英国がどうなるにしろ、自分たちの資産は自分たちで守っていくしかありません。そのためにもオルタナティブ投資が必要になってくるのです。

やはりこのような動きにも耐えられるオルタナティブ資産を持つことは有効だと思います。ところで、どのような資産に投資すればいいのでしょうか。
「不動産」や「金」などが最終的には強いのではないかと考えます。不動産は他に代えがたい現物ですし、金なんかも現金を持ち続けるより安全です。

どれぐらいの割合をオルタナティブ資産に投資しておくのかは様々な考えがありますが、最低でも1割はあった方がいいのではないでしょうか。
ただし必要以上に不安になる必要はありません。あくまでリスクを軽減することが目的ですので、資産が少ない内から無理をする必要はなく、少しずつ分散できるようになればいいと思います。


■オルタナティブ投資の今後について
不動産や金に限らず、現代ではオルタナティブ投資も多様化していて、ヘッジ・ファンドやベンチャー・キャピタル、あるいはデリバティブ(金融派生商品)などがあります。
金融商品はどんどんと新しいものが考えられていて、多くの投資家に注目されています。ただし、必ずしもリスクを回避できるかというとそうでもないので、よく調べてから投資するようにした方がいいでしょう。